動線とは?
動線とは、人やモノの動きを図上に線で表したものです。
例えば、モノの流れとして外部より原材料が納入され、加工、包装・梱包され製品となり搬出されるという流れが一般的です。
動線計画のポイント
・「人」、「モノ(原料、半製品、製品)」、「空気」の流れを調査、整理する。
※製品によっては、「アレルゲン」の流れにも注意を払う。
・動線は、一方通行にし、行ったり来たり(交差)がないようにする。
・作成した動線に交差汚染がないか考慮する。
ゾーニング(区域分け)とは?
施設を製造工程、衛生度に応じてエリア分けをします。
例えば、以下のような区域を作成します。
※区域名のネーミング、区域の数(下記では3段階)は自由です。
区域名 | 概要 |
---|---|
汚染区域 | 施設外と接している区域で、最も汚染度が高い作業区域。 |
準清潔区域 | 汚染区域と清潔区域の中間に位置する作業区域で、 外部から搬入された原料などが汚染区域を通過して 持ち込まれるので、交差汚染のリスクが高い。 |
清潔区域 | 最も高い衛生度が求められる作業区域。 |
仕切りについて
「壁」が最も確実であり、完璧ですが、費用や施設の物理的なスペースの面で難しいこともあると思います。そのようなケースでは、ビニールカーテンなどの簡易的な隔壁が用いられることも多くなりました。
ゾーニング(区域分け)作成のポイント
・清潔区域に立ち入るためには、サニテーション(手洗い、ローラーかけ等を実施する)のためのスペース(中間ゾーン)が必要となる。
・運搬に使用する台車等の交差汚染を考慮する。
・施設平面図に各ゾーンを色分けすると見やすい。
・動線もセットで考える。図に動線も加えると、適切なゾーニングがされているか確認しやすい。
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