そもそも「HACCP義務化対策」いつまでにやればいいの?

2020年6月から食品関連の全事業者に対してHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が義務化となります。(猶予期間が施行から1年間ありますが、猶予期間はあくまでHACCPに沿った衛生管理を毎日のオペレーションに組み込み、従業員が慣れるための準備期間ですので、期限ギリギリに義務化対策を行って、現場のオペレーションを混乱させないためにも早めに取り組まれることをお勧めします。)

※違反者には罰則もあります
食品衛生法の規定では、違反すると最悪の場合「3年以下の懲役または300万円以下(法人は1億円以下)の罰金」が課せられます。
事業者が、HACCPに沿った衛生管理を実施していないからといって「すぐに罰則などを適用されることはありませんが、食中毒を起こしたときや営業許可の更新時に、行政指導や更新を認めない等の行政処分をする可能性はある」ということです。

一番簡単なHACCP義務化対策の方法

公益社団法人日本食品衛生協会の「食の安心・安全・五つ星事業」というものがあるのをご存知でしょうか?

一番簡単なHACCP(HACCPの考え方を取り入れた衛生管理(基準B))の
義務化対策の方法は、ズバリ
「食の安心・安全・五つ星事業」の「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店」として認定を受ける!ことです。
今のところこれが一番お勧めです。

理由は、HACCP義務化への対策という意味では、方法はいくらでもありますが、

・安価であること
・HACCPへの取り組みを消費者にアピールできること

という点に尽きます。

食の安心・安全・五つ星事業は、店舗にて、HACCP実施店であることを示すプレートを掲示することにより消費者の皆様にわかりやすく、アピールすることができるというものです。
また、公益社団法人日本食品衛生協会のホームページや、日本食品衛生協会五つ星公式Instagramへ掲載され、HACCPへの取り組みを全国に発信することができるのも魅力です。

「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店」として認定を受けるには?

以下の5つのチェック項目を食品衛生協会の「HACCP普及指導員」が確認(審査)し、
5つすべての項目が実施されていれば『HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店』に認定されます。

晴れて認定となった場合、「〇〇年度判定済」のシールをプレートに貼付します。
更新は、1年ごとです。

★従事者の健康管理実施店 

健康診断および検便検査の実施
従事者から食品等を介して発生する食中毒等の発生防止に努めるため、毎年、健康診断及び検便検査を受けていること。

★食品衛生講習会受講店 

講習会の受講・衛生教育
食中毒防止等に努めるため、毎年、食品衛生に関する講習会を受講し、年2回以上の従業員への衛生教育を行っていること。

★食品賠償責任保険加入店 

保険に加入
万が一の食中毒事故等に迅速に対応するため、対人保証額が年間5,000万円以上である食品賠償責任保険に加入していること。

★衛生害虫等の駆除対策実施店

衛生害虫等の駆除
清潔で快適なお店づくりを行っていること。衛生害虫等を媒介とした食中毒等の発生防止に努めるため、年2回以上の衛生害虫等の駆除を行うこと。

★食品衛生管理記録実施店

毎日の衛生記録
安心で安全な食品を提供するために、お店の衛生状況を日々記録します。
食中毒の発生を未然に防ぐために、HACCPの考え方を取り入れた食品衛生管理計画・記録簿に、日々の食品衛生に関する事項を記録しています。

毎日の衛生記録はスマホ・タブレットで!

飲食店・ホテル・旅館業向けHACCP運用支援ツール『ハサログ』
飲食店・ホテル・旅館業向けHACCP運用支援ツール『ハサログ』を使用すると、スマホやタブレットで簡単に衛生記録を行うことができます。 記録データは全てクラウド上に保管され、ペーパーレスな運用が可能になります。

申請方法

最寄りの食品衛生協会事務所に参加登録申請書を提出して下さい。
申請書は食品衛生協会事務所にあります。

申請手数料(飲食店営業)目安 ※各自治体によって異なります

登録手数料や更新手数料については、各自治体により異なりますので、詳しくは「公益社団法人日本食品衛生協会」にお問合せ下さい。

プレートの種類初回更新
卓上型プレート使用4,000円2,000円
壁面掲示型プレート使用3,000円2,000円
* HACCP壁面型プレート(見本)

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