2017年以降、米国でロメインレタスが原因とされる食中毒が度々発生しています。ロメインレタスというと日本では馴染みがあまりない方も多いかと思いますが、シーザーサラダによく使われるレタスです。

先月22日には、疾病管理予防センター(CDC)は、カリフォルニア州サリーナス産のロメインレタスが腸管出血性大腸菌に汚染されている可能性があるということで話題となりました。
実は、CDCは、2018年秋にロメインレタスが原因で発生した病原性大腸菌「O157:H7」による食中毒の流行について、収束しつつあると発表したばかりだったのです。その後、数ヶ月食中毒に関する調査が行われましたが、思うように進まず、感染ルートの特定には至らず、答えの出ないまま収束してしまったようです。

日本のレタスは大丈夫か?

レタスのような生野菜は、食中毒が発生しやすいとされる食材のひとつで、日本でも、白菜の漬物やキュウリで大型食中毒事件が発生した例があります。
日本で生産されているレタスについては、HACCPに基づき、次亜塩素酸等で殺菌され、安全がしっかり担保されているものと信じておりますが、風評被害など起こる前に、一刻も早く原因を究明してもらいたいものです。

ちなみに飲食店やご家庭でレタスを一生懸命ゴシゴシ洗っても腸管出血性大腸菌を完全に取り除くことは不可能です。本当に怖いですね。

HACCP(ハサップ)とは、アメリカのNASAが考案した衛生管理の方法です。万一、宇宙空間で食中毒が発生してしまうと治療もできず、死活問題であることから、食中毒を起こさない為の高度な衛生管理が必要でした。そこで、NASAが考案したのがHACCPです。
製造工程のどの段階で、どのような対策を講じれば危害要因を管理(消滅、許容レベルまで減少)できるかを検討し、その工程(重要管理点)を定めます。そして、この重要管理点に対する管理基準や基準の測定法などを定め、測定した値を記録します。これを継続的に実施することが製品の安全を確保する科学的な衛生管理の方法です。この手法は、国連食糧農業機関(FAO: Food and Agriculture Organization)と世界保健機関(WHO: World Health Organization)の合同機関であるコーデックス委員会から示され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

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