HACCPは現在、もっとも合理的な衛生管理法であることが国際的にも認められています。
HACCPを導入することにより、製品工程から細かく記録を残したり、衛生管理を「見える化」したり、スタッフの衛生管理に対する知識や意識が高まることで、下記のようなメリットを得られると考えます。

■社員の衛生管理に対する意識向上

■社外に対して自社の衛生管理について根拠を持ってアピールできるようになる

■製品に不具合が生じた場合の対応が迅速に行えるようになる

■クレーム・事故の減少につながる

■ロス率が下がる

■HACCPを求める事業者(小売業者等)との取引先が増える

■生産効率の向上につながる

≪参考文献≫
 HACCPの普及・導入支援のための実態調査結果 | 厚生労働省

HACCPによる衛生管理は、食中毒等の食品事故防止や万が一の事故発生時の迅速な原因究明に役立ちます。
そして、ひとつひとつの工程で衛生管理を徹底し、問題発生時にはその都度改善していくために、スタッフ間での今まで得た衛生管理の知識や情報共有が欠かせません。
また、システム的な衛生管理を行うことで、品質のばらつきを抑え常に一定の品質を持続することが可能になります。

はじめは大幅な意識改革が求められ戸惑うこともあるかと思いますが、HACCPを導入することで様々なメリットを感じることができます。