飲食店向けHACCP(HACCPの考え方を取り入れた衛生管理)における「振り返り」記録とは、その名の通り、過去の衛生管理の実施状況を振り返り(記録の確認などを行い)、問題点(クレームなど)や課題を整理し、まとめた記録となります。
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理とは、 厚生労働省がHACCPの制度化に伴い、新たに設けた日本独自のHACCP基準で、HACCPの考え方を踏襲しながらも、一般飲食店や小規模事業者が取り組みやすい簡易的なHACCPです。 |
実施頻度
定期的(毎月1回)
※手引書などに明確な頻度は定められておりませんが、1か月に1回以上の実施が望ましいとされています。
振り返り記録の記入例
年 | 2019 |
月 | 5 |
Q1. 重要な問題や同じ問題が繰り返し発生していましたか? | はい |
「はい」の場合、それはどのような問題ですか? | 手洗いが不十分な従業員が何名かいた |
「はい」の場合、どのように改善しましたか? | 該当者だけでなく、従業員全員に対して、衛生管理教育を実施した |
Q2. 過去1ヶ月で従業員や納入業者が変わりましたか? | いいえ |
「はい」の場合、毎日の衛生管理計画の説明は行いましたか? | – |
実施者 | 田中 |
スマホ・タブレットで記録することもできます
飲食店向けHACCP運用支援ツール『ハサログ』を使用すると、スマホやタブレットで簡単に記録することができます。記録データは全てクラウド上に保管され、ペーパーレスな運用が可能になります。

(参考)HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書