豚肉、鶏肉は、原則レアで食べることはできません。
生焼けの豚肉は、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあり、とても危険です。
鶏肉についても、生食用(鳥刺し用)のもの以外は、サルモネラ菌による汚染のリスクが高く危険です。

余談になりますが、私は、鹿児島県出身で、鶏肉を生で食べる「鳥刺し」文化の家庭で育ってきました。しかし、HACCPの事を学ぶまで、鳥刺し用の鶏肉は特別な管理の下、育てられた鶏肉であることを知りませんでした。
HACCPを知る以前は、家庭で調理に失敗して少し半生に仕上がってしまった鶏のから揚げも少量であれば食べてしまっても問題ないだろうと、思いこんでいました。
今思えば本当に恐ろしいなと思います。

とにかく、生焼けの鶏肉や豚肉はとても危険で、絶対NGなのです。
では、何故、牛肉はレアで食べることが可能なのでしょうか。

牛肉をレアで食べても大丈夫な理由。

意外と知られていないのですが、
牛肉は、肥育環境と体質から、お肉の中心部は無菌なのです。
但し、お肉の製造工程の中で、ブロック肉の表面に菌が付着してしまうことがあります。

ステーキについては、レアであっても表面は焼かれる為、
表面に付着している菌は死滅するので、安心して食べることができるわけです。
元々牛肉は無菌ですが、消化器官や肝臓(レバー)には菌が存在しますので、
ホルモンやレバーはしっかり加熱してから食べましょう。
※牛レバーの生食(レバ刺し)は、2012年に食品衛生法によって禁止されました。

牛刺しってどうなの?

飲食店で牛肉の刺身(牛刺し)を提供しているお店がありますよね。
こういったお店では、レアステーキ同様に、ブロック肉の表面を焼くか、
沸騰したお湯で煮沸殺菌(数十秒)殺菌し、お肉の表面をトリミングすると
無菌の生の牛肉が残ります。これを刺身にしたものが牛刺しです。
無菌の牛肉のお刺身なので、どうぞ安心してお召し上がりいただきたいなと思います。

以下は厚生労働省の基準に則って製造されています。

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