これまでにご紹介してきました「飲食店の為のメニュー分類事例」のリンクをまとめました。今回は、下記の5つです。

#1 ラーメン編
#2 イタリアンレストラン編
#3 焼肉・ステーキ編
#4 喫茶店・カフェ編
#5 寿司編

各事例には「重要管理(メニュー分類)作成例」を作成する上でのポイントを、解説しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。

※作成例はあくまで一例であり、全ての飲食店に当てはまるものではありませんのでご注意ください。

#1 ラーメン編

重要管理(メニュー分類)作成のポイント

①ラーメンを細かくパーツに分けて分類する
⇒ ラーメンを構成する麺、スープ、トッピングそれぞれ調理方法、管理方法が違いますので、細かくパーツに分けて分類しています。

②トッピングは加工品 それとも 自家製?
⇒ 上記の例では、チャーシューは加工品を使用している為、グループ1となるが、自家製の場合、グループ3となる。一方、煮卵は、自家製の為、グループ3となるが、加工品を使用する場合、グループ1となります。

#2 イタリアンレストラン編

重要管理(メニュー分類)作成のポイント

①同じような料理はまとめる ※但し、調理工程が同じであること
⇒ ピザ、パスタ、リゾット、ドリンクなど、同じような料理はまとめることができます。

②スープと冷製スープはグループが違いますので注意しましょう。

※調理したスープをウォーマー等を用いて、60℃以上に維持することができる場合は、グループ2 [加熱後、高温で保管するもの] になりますので、こちらも要注意です。

#3 焼肉・ステーキ編

重要管理(メニュー分類)作成のポイント

①加熱用の生肉・海鮮・野菜類は、グループ1 [非加熱のもの] に分類。
⇒ これはお客様がテーブルで自ら調理する為、非加熱の状態で提供します。

②ステーキは、グループ2 [加熱するもの(熱々のまま提供)] に分類。
⇒ お店のシェフが厨房で加熱調理しているので、グループ2 [加熱するもの(熱々のまま提供)]となります。

③冷麺は、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱しないもの]に分類。
⇒ 冷麺は、麺をゆでた後、冷却しますので、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱しないもの] となります。

#4 喫茶店・カフェ編

重要管理(メニュー分類)作成のポイント

①作り置き(冷凍保存)する場合は、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱するもの]
⇒ こちらのお店では、カレー、ハヤシライスを冷凍保存して、注文の度に解凍しているということで、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱するもの] に分類しています。

②自家製のケーキやプリンは、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱しないもの]に分類する
⇒ 自家製ではない(工場等から仕入れる)場合、グループ1 [非加熱のもの] に分類します。

#5 寿司編

重要管理(メニュー分類)作成のポイント

①寿司はネタとシャリに分けてグループ分けをする。
⇒ 生のネタは、グループ1。ゆでたネタは、グループ3 [加熱後冷却し、再加熱しないもの]と分類します。

②ちらし寿司、天丼は、具材と酢飯を分ける。

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